レッツ・ミュージック
ピュア音楽遊びのコーナーです。
毎月第1日曜日の午後にレッスンやってます。
音楽あそびは、文字通り,“音楽を使う” “遊び”の場です。担当しているのは、自閉症児の親で、ピュアの会員である、柿田と池田です。二人は、教員免許を取得しており、以前は、大手楽器メーカーの講師をしており、現在は、自宅で、ピアノの個人教授を行っています。 音楽あそびを始めるにあたり、活動を豊かに出来るよう、カバサ、クラベス等のラテン楽器や、音色の美しいツリーチャイム、トーンチャイム等を購入しました。
音楽あそびを進めていくにあたっては、参加される子供達の状態を事前に把握し、発達段階に応じて、2~4人の少人数のグループ編成を行います。子供達が、十分楽しんで、各々の能力が発揮できるよう、プログラムを、毎回考え検討し、用意しています。例えば、「ロンドン橋落ちた」を、覚えていらっしゃいますでしょうか?2人組で手をつないで橋を作り、その下を、他の子供達がくぐって行き、曲のストップと同時に橋は落ちて、中をくぐろうとしていた子供が捕まると言うゲームです。皆さんも、幼い頃、1度は経験された事と思います。このゲームをここでは、手をつなぐという事が、感覚的に過敏で難しかったり、橋を落とすタイミングが理解出来なかったりするグループには、手をつなぐ橋の代わりに、フラフープを用意してみました。初めは、講師がフラフープを持って、曲のストップで、子供達を捕まえていましたが、ルールが解ってくると、捕まえる役をしたくなる子供も出てきて、交替で鬼役をしたりしました。 活動内容は、子どもたちが理解しやすいようにスケジュール化し、項目を、ホワイトボードに示しています。(事前に、パソコンのブログでも、レッスンの流れや、使用楽器を、お知らせしています。)
さらに、視覚的な情報の方が受け入れやすい子供達の為に、何をすれば良いか判るように、絵カードや写真カードを使用しています。例えば、各々が、リズム楽器を分担して鳴らす時は、次のようなカードを使いました。
終わったこと、今やっていること、次のこと、と子供達が移行しやすいように、活動の流れは明確にしていますが、子供達の反応を見ながら、柔軟に進めています。ある日の活動では、全員で、ひとつの太鼓(ハンドドラムという、うちわの様な形をした太鼓です)を、リズムに合わせて叩くというプログラムを設定したのですが、ひとりの子供が、その太鼓を叩く時の振動が気に入って、太鼓を独り占めしてしまいました。そこで、急遽、順番カード(カードに1枚ずつ「1」「2」「3」と数字が書いてあり、トランプのように、ひいて、順番を決めるカード)で、順番を決め、ひとりずつ太鼓を順番に持って、楽しんで貰いました。 障害児に対しての集団指導は、どちらの講師も初めての経験でした。ふたり共、自閉症児を育てているので、障害に関しては理解していますが、子供は千差万別です。最初は、子供達が、どのような反応をするのか、どこまで活動を楽しめるのか等、不安だらけでした。特に、重い障がいの子供さんの場合、その子の意思表示を、こちらがうまくキャッチ出来なくてとまどう事も、正直ありましたが、その子が、活動中、本当にうれしそうな表情を見せてくれたり、言葉を発してくれたり、想像以上の能力を発揮してくれたりした時は、本当にうれしいです。 子供達が集中出来るよう、活動は、子供のみで行っていますが、ビデオで撮影しておりますし、保護者の見学は、自由ですので、安心して参加して頂けると思います。 現在、毎月第3日曜(8月は、お休み)の午後から、ピュアスペースにて行っております。ブログに詳しくレッスン内容を載せていますので、是非、ご覧ください。